conkoの「いくら何でも もう9月? 秋になるじゃん!」
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*「基本に立ち返って」
昨日は今年度の白杖歩行訓練の第一日目でした。 レッスンは12回を1セットとして、週に一度でも、毎日でも、その人の都合や希望で指導者が合わせてくれます。 私は主に金曜日の午前10時からお願いして、都合が悪い日は別の曜日に当てています。 移動中の気温を考えて、だいたい9月からをスケジュールに入れてあります。 それでも暑さはハンパではなく、日焼けもしっかりしてしまいそうです。 それにまた、すっかり我流に戻っている自分の歩行スタイルを指導者に矯正していただくのもハンパではありません。
昨日は雨の心配はなかったのですが、第一日目とあってか、先生も「このマンションの通路を使って復習しましょうか。」と言われ、東西に長く伸びている通路を何度も往復しました。 二点突き歩行、スライド式歩行、壁と床との二点突き歩行を繰り返し行ないました。 狭い通路の二点突き歩行は片方は壁ですが、もう一方は階段なので、下手をすると落ちてしまうという恐怖感があるので、どうしてもぎこちなく歩いてしまいます。 見た目も美しくないと思います。
白杖歩行では“見た目”も大切だと先生は言います。 正しいスタイルで歩けば姿勢も良くなり、手首だけを左右均等に振って前に進むのだから、腕を振って歩くよりも疲れ方が少なくなります、と。 手首をおへその所に固定させて、手首を左右に振り、足は杖を出す方向とは逆の脚をけり出すようにして前に進むので、形としても整っています、と。 この姿勢を保って歩くのは至難の業で、ほとんどの人は杖を持つ方の腕を振るだけとなり、その為に体の向きもその方向へゆがんでしまいます、と。
如何に基本が大切であるか、ですね。 基本的な形にはちゃんとした理論的な訳もあるのですから。 それを考えると、普段の私がJR駅までのフェンス沿いを歩く時、完璧に杖先で物を探るように振っています。先生の言うように、体の真ん中で杖を固定させ、手首だけを左右均等に振る、という形は取っていないと思います。 ですから、フェンスに軽く触れると言うよりも、たたいているので、思い切り杖先を草に突っ込んでしまうのでしょう。 だから歩きにくくてたまらないのです。見た目にも美しくはないでしょうね。
人間、やはり基本に立ち返って学びなおす事が必要ですね。 とてもよくわかったのですが、きっと来年の今頃も私は同じ思いにふけっていたりして…。
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Date: 2024/09/07(土)
No.3247
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