*--ありんこDiary--*

ICT機器活用サークル「ありんこ」のメンバーブログです。
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conkoの「バスターミナル」20番のりば 探偵事務所ゆき  2020/05/20(水)
conkoの「バスターミナル」19番のりば オウムヶ原ゆき  2020/05/19(火)
conkoの「バスターミナル」18番のりば ミラクルマジックステージゆき  2020/05/18(月)



conkoの「バスターミナル」20番のりば 探偵事務所ゆき
毎度ご乗車ありがとうございます。本日もよいお天気であります。
気分も爽やか! …といきたいところですが、conkoは気が滅入っています。
ブログを毎日アップさせているのと同じくらい、毎日何かをなくしているのです。 
missing things つまり紛失物が絶えないのです。
そんな自分にあきれ果て、でも探し続け、結果出てこない。
腹が立つやら情けないやら。探す事をやめると、全く関係ない時にポロリと出て来たりするんです。
本日はちょっと変わった探偵事務所をご案内致しましょう。皆さんも是非、何か気がかりがございましたらお電話してみては?

ーーーーー


「探偵事務所」


「あれえ。変だなあ。どこへ行ったんだ?」
さっきから部屋の中をウロウロ歩き回りながら、ブツブツ言っている男性がいます。
彼はこの家に奥さんと、二人の子供と暮らしているパパさんです。
「パパ、今度は何を探しているの?」とニヤニヤ笑いながら娘が訊いてきました。
「今度はって何だよ、もう!封筒だよ。出すばっかりにしておいたものをテーブルに置いておいたのに。」と、テーブル以外のあちこちをグシャグシャと探し回っています。
「え?封筒?必要なものだったの?」とキッチンの奥からママさんが言いました。
「ごめんなさい。要らないものだと思って今日出す新聞と一緒に閉じちゃった。」とママさんは慌てて戸口へ走って行きました。ガサゴソやりながら「あった!」と言い、封筒を持ってきました。
ママさんの手から奪い取るようにして封筒をもぎ取ったパパさんは、怒ったように「宛名を書いて出すばかりにしておいたんだ。」と封筒を見ながら「あれ?」と奇妙な声を出しました。
「どうしたの?」娘とママさんが同時に声を出しました。
「中に書類が入っていない!」とパパさんが叫びました。
「あれえ?変だなあ。どこへ行ったのだろう。」と、またブツブツ言っています。
毎日こんな感じです。車のキーはどこへ行っただの、眼鏡が見当たらない!と叫んでは頭に手をやり、「あった!」とまた叫んだり。
パパさんはとてもいい人なんですが、ちょっとオッチョコチョイなんです。

ある日、娘が真面目な顔をして「パパ、私が探偵になってあげる。なくしたものを探してあげるから、見つかったらおこずかい頂戴ね。」と言いました。
そしてまたある日、パパさんはまたウロウロ何かを探し回っていました。キッチンの棚にある引き出しという引き出しを何度も何度も手を入れてはグシャグシャ探しています。
「パパ、探しているものは何ですか?私にお任せ下さい。」と娘は真面目な顔で言いました。「ママが秘書だから、一緒に探してあげるって。」と付け加えていました。
それを聞いたパパさんは口ごもってしまいました。「あ、いや。僕が自分で探すからいいよ。ありがとう。」とすごく丁寧でした。
ママさんも娘も納得できないという顔つきになっています。

パパさんは一生懸命思い出しながら、探し続けていました。そしてついに見つけたらしく、「あった!」と小さく叫びました。
娘はそれに気づいてパパさんの手元を見ました。
「何?それ。」と訊きましたが、「しーっ!内緒。」と、口に人差し指を当てながら言いました。

夕方、家族そろってのお食事タイムです。
ママさんが運んできたご馳走をテーブルに置き、娘と息子はお手伝いをしていました。
さあ、始まりです。みんな揃って「いただきまーす!」
「ねえ、パパ。さっき探していたものって何に使うの?」と言う娘からの質問に、パパさんはちょっと照れたように笑って「これだよ。」と一本のワインを隣の部屋から持ってきました。
「それとね、これも!」と小さくて可愛らしくラッピングされたものをママさんに見せました。
「今日は僕たちの結婚記念日だろ?」とパパさんは斜めからママさんをのぞき込むようにして言いました。
「あ、そうか!すっかり忘れていたわ。明日だと思ってた。」とママさんは本当にびっくりした顔で言いました。
「わあ!おめでとう!」と二人の子供もうれしそうな声で言いました。
パパさんは先ほど、ワインオープナーを探していたのです。パパさんの悪い癖で、使ったものを同じ場所へ入れずに適当に片付けてしまうので、後で大佐賀氏となるのです。
みんなハッピーでいい人ばかりなのですが、ちょっとだけ困ったさんの家族のお話です。

皆さんは探し物などしませんか?探偵に頼むのもいいかも知れませんよ。
Date: 2020/05/20(水) No.1734

No.1735 たなばた 2020/05/20/19:06:53
パパさん、不器用だけれど優しい!
私も探しものをしています。
写真なのですが、家具の隙間に落としたみたいで取れません

No.1736 尾崎 2020/05/21/09:23:35
まるで、私のことのようです。
探し物をするたびに机の引き出しとか手を入れて
かき混ぜてしまったり・・・
幸運にも探し物が出て来ても、
家じゅう散らかってしまっています。
使用したものを元の場所に戻さなかったり
そもそも、定位置が決まって無かったりと
探し物のたびに反省やら後悔の繰り返し。

探し物をする時、落ち着いて計画的にするのも大事かも。
以前、探し物が見つかった瞬間に、別のものを探すはめになった事も。
ああ…。って感じで疲れてしまいます。

見え辛いくなってこの性格を直したいと思うのですが
なかなか、性格は直りませんね。

No.1737 conko 2020/05/21/11:14:12
たなばたさん、尾崎さん、お早うございます。いつもコメントをありがとう!!
探し物は私の日課となっているようです。
でもね、探している時に前回の紛失物も一緒に出てきて、“二度おいしい”ではないけど、二倍うれしかった事もあります♪
その逆で全く出て来なくて100%あきらめた物がいくつあったでしょうか。


conkoの「バスターミナル」19番のりば オウムヶ原ゆき
毎度ご乗車ありがとうございます。このミステリイーツアーも佳境に入って参りました。かな??
今日は夏を思わせるような暑さがありましたね。そんな時はやはり爽やかな風を感じる屋外へ出てみたいですよね。少しずつではありますが、社会の空気がそうさせてくれそうな雲行きになって来たようです。

ではさっそく皆さんをミステリーツアーにお誘い致しましょう。
でもよくよく考えてみると、行先をちゃんとご案内しているのに何故ミステリーツアーと銘打ったのでしょうか。
それは、内容がミステリーだからなのです。我ながら、やっとわかりました。
本日は広い草原をイメージしてくださいね。
では、参りますよ!

ーーーーー


「オウムヶ原」


目の見えない女性を、その友人が広い草地に連れて来てくれました。
「今日は天気もいいし、たまには広い所で思い切り歩きたいでしょ?」と言い、足元には深く草が茂っている所へ女性を立たせてあげました。
「私が杖を持っていてあげるから、思い切り好きな方向へ歩いて行きなよ。」と、女性から白杖を受け取りました。
女性は「えー?ここは足元には段差もないの?ぶつかる物もないの?」と聞きました。
友人は「ない、ない。遠くでボール遊びしている親子が要るけど、大丈夫。ぶつかりそうになる前に声をかけるから。」と言い、女性の両肩に触れ、立っている向きを確認させてから「はい、ここからGo!」と元気な声を出しました。

女性は満面の笑顔でどんどん歩いて行きました。
足元にはけっこう長く育った草が行く手をはばむようでしたが、それらを靴先で分けるようにして先へと進んで行きました。
一歩一歩を大きく取って、両手も大きく振ってどんどん歩いて行きました。

遠く、背後から友人の声が聞こえました。何を言っているのか、少し聞き取りにくいほどです。
ボール遊びをしている親子の声が近くに聞こえ始めました。
女性はやっと友人の声掛けの理由がわかりました。きっとその親子にぶつからないようにとでも言っていたのでしょう。

女性は全盲で全く光の一筋も見えません。加えて最近は耳までも聞こえにくくなり、左右の聞こえ方にタイムラグが生じるようになったのです。
音の方向感覚も掴みにくくなってきています。
だから友人の声もどちらから聞こえているのか、ちょっとわかりません。元の位置に戻れるでしょうか。
人の声も左右で少しずれているので、まるでオウムが耳元で真似をしているような、変な感覚なのでした。

女性は思い切り歩く事ができたので、少し汗をかきました。でも、心地のよい汗でした。
くるりと踵を返して友人の所へ戻りたいのですが、彼女はどこに立っているのでしょう。
ふと気づいたら、彼女はもうすぐそばまで来ていました。
いつもどこでも、その友人は女性を優しく見守っています。今度は一緒に二人で歩きました。草を踏み踏み、元の位置へ戻って行きました。
ボール遊びをしている親子の声が次第に遠のいて行きました。
ほんのひと時ではありましたが、最高に気持ちのよいウオーキングでした。
戻った二人は石のベンチに座り、友人の庭で取れたというサクランボを食べました。
ちょっとすっぱい、でもとても美味しいサクランボでした。女性と友人にとっても最高の時間でした。
ある初夏の、のんびりとした一日のお話です。
Date: 2020/05/19(火) No.1730

No.1732 たなばた 2020/05/19/18:41:51
気持ちよさそう!良い一日ですね。
いいなあ、草地。寝転がりたい

No.1733 conko 2020/05/20/06:45:15
たなばたさん、毎度ありがとうさんです!
このお話は二年くらい前の私の体験談です。
たなばたさんもご存知の、私の友人が思い切り歩ける芝生の公園へ連れて行ってくれました。
文中の音の聞こえ方で、公園の広さを想像していただけたら幸いです。


conkoの「バスターミナル」18番のりば ミラクルマジックステージゆき
毎度ご乗車ありがとうございます。皆様は手が器用な方ですか?あるいは…?
本日は一風変わったマジシャンのステージにご案内致しましょう。彼は一生懸命やっているわりにはどうも、と言った感じのマジシャンなのです。
さあ、どんな技を見せてくれるのでしょうか。お楽しみに!

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「ミラクルマジックステージ」


「さあ、皆さん!今宵は他では見られない、素晴らしいマジックをお届けしたいと思います。」
大げさなくらい派手な衣装でステージの真ん中に立った司会者が叫んでいます。
「さあ!お待たせ致しました。どうぞ大きな拍手でお迎え願います。ミスター・ドジーです。」と満面の笑顔でステージの上手伺いながら、客席に向かって両手を挙げています。
ファンファーレが鳴り響き、いよいよマジシャンの登場です。
観衆の視線を一斉に向けられた男は、何やら肩をすぼめ、オズオズト出てきました。
客席からは拍手と共に落胆したような、どよめきも同時に上がりました。
「皆さん、今晩は。私、ミスター・ゴジーと言います。今日はどうぞヨロシクね。」と、平凡なあいさつで始まりました。
男はハンカチを使ったマジック、トランプ、丸井球を扱う技を次々と見せて行きました。
どれもこれも小さな失敗ばかりで、ステージの真ん前を陣取った子供から「あっ! おじさん、ネタが見えているよ!」とばらされて、会場の笑いを誘っていました。
男は鹿爪らしい顔つきで、毎回真剣でした。真剣になればなるほど、ドジってばかりでした。球を扱う時など、指の間からコロッと落としてしまうし、結び目がはらりとほどける紐など、本当に結んでしまうし。
そしてどうやらこうやら、最期のステージを迎えました。
男はこう言いました。
「皆様、今宵はしっかりと素晴らしいマジックをお届けするはずでしたが、すみません。ドジばかりで。穴があったら入りたいです。」と言い、パット姿を消しました。
これにはさすがの一番前に座っていた子供も目を丸くして、辺りを探し回りました。

「あれえ?おじさん消えちゃったよ?」と信じられない顔つきでしゃべっていました。
もちろん会場の全員が驚いていました。
すっかりざわついた会場の後方から男の声がしました。
何と、一階の上、つまり二階のバルコニーになった所からマジシャンが顔を出して叫んでいました。
「皆さーん!私はここにおりますよお!」と、大きく手を振っています。
衣装も先ほどとは違う、白いスーツを着ています。
「ねえ、さっきは穴が会ったら入りたいと言いましたよね?なぜだかステージには穴があったんですね。それで入ってしまいました。」と、わけのわからない事を言っています。
客席の誰かが「ワープだ!すごい!瞬間移動したんだ!」と興奮気味に叫んでいました。
「エヘヘエ。」と男は照れくさそうに笑って、また姿を消しました。バルコニーで腰を下げただけです。すぐにまた顔を出して、みんなの笑いを誘っていました。

どうですか?皆さんはこの仕掛けがわかりますか?
ええ、よくある手ですよ。
ステージ上に小さな穴が作ってあり、そこへ落ちるように入って、床下の秘密通路を伝って二階のバルコニーまで走る。それにスピードを加えて、できる限り早く移動させる、と言う手法です。
秘密の通路はどうしても低い位置で体をあちこちに擦りながらの事なので、衣装にほこりがつきやすい。だから白いスーツを羽織ればもうOKであります。
でも一階のステージから二階のバルコニーまでをダッシュでいどうだから、だんだんと辛くなってきます。瞬間移動には一分半がリミットですね。それ以上かかると怪しくなってしまいます。
ミスター・ドジーの失敗だらけのマジックは本当にそうなのか、独自の演出なのか、どちらなのでしょうか?
Date: 2020/05/18(月) No.1727

No.1729 たなばた 2020/05/19/11:04:33
演出だと思います!
だってこんなに盛り上がるのだから!

No.1731 conko 2020/05/19/15:50:58
たなばたさん、いつもありがとうです。

手品は昔よく見ました。テレビの画面いっぱいにマジシャンの技を見せてくれ、結構面白かったです。でも今は手品も私にとってはバックの音楽しか聞こえません。説明を聞いてもどうなったかがわからないので、ある意味、マジックですけどね。

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