年を取るにつけ、どんどん人間力が低下していくのを感じる。 皆さんはどうですか?「元気」はリフレッシュされていますか?
夜、布団に入ってもすっとは眠れず、またすぐに目が覚める。その都度携帯で時間を聞いている。一時間とか二時間に足りないくらいで目を覚ましているようだ。 沢山の奇妙な夢を見て朝を迎える。三時、四時、とまだ起き上がるには早いからと布団の中でぼうっとしていると、またうとうとするのか、アラームの音で、最後の目を覚ます。 それからは普通に日を過ごしているが、あれこれと制約が多い中での疲れは否めず、すっきりしない。だがどんどん時は流れ、新たな一週間を迎える。
また、ここでコーラスの練習をするかどうかを決める時がやって来た。 執行部と指導者にそれぞれ電話をかけて話した。皆の意見や気持ちを尊重したいからだ。 私独りで決めるべきではないと思う。独断は乱暴であるから。 だが一方では人の意見を聞いていると、中身が分かれる場合もあって、結局は私の判断で決める事になる。それを団員に連絡するのだ。 複数いると、受ける側も思いが様々となるだろう。
私は意気地がないから、自分に責任を負わされるものには非常に神経質になってしまう。 今回も緊急事態宣言が3月7日までとなっているので、2月いっぱいの練習は中止と連絡させてもらった。 苦しい判断である。できる事ならみんなに参加してもらい、指導者にも久しぶりの練習を頼み、ピアノの先生にもお願いして、「ああ、会えてよかった!」「歌えてすっきりできた!」という声を、沢山の笑顔の中で聞きたいものである。 それができないので辛い。団員やその家族への感染リスクを考えると、やはり「中止」しかないのだ。 仕事として真剣に請け負ってもらっている指導者や、日々の練習を欠かさず行っている、ピアノの先生たちにも申し訳ない。 加えて気がかりなのは、団員が長引く中止の末に合唱に対する気持ちが離れて行きはしないか、という点である。 例えコロナが落ち着いたとして、さあまた頑張ろう!と集いの声をかけても何人の団員が来てくれるだろう。
また負のスパイラルが始まったか? 気持を重くしていたら私の携帯に電話が入った。久しぶりの娘からだった。元気そうな声でほっとした。 だが、どこで暮らそうと、大変なのは誰でも同じだ。娘も然りである。 頑張って欲しい。今でもしっかり頑張っているが、一人ではできない事も現実には多いのだ。 みんな、みんな大変である。 明るい春はやって来るのだろうか?
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Date: 2021/02/06(土)
No.2072
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