*「旅行へのあこがれ…」
6月だと言うのにもう夏日を体験し、梅雨入りもとっくに過ぎているので、大雨の被害に悩まされている地域の人たちの話をよく聞きます。 台風もまた新しい目が生まれているとか…。
このように天候が気がかりではありますが、一念で一番過ごしやすい時季なのです。 是非、どこかへふらりと出かけたいですよね。 でも一泊ともなるとさっとは行けません。家族に誘いをかけても相変わらずの無反応ですし、友人にも一泊では誘いにくいです。 なぜなら私に手間がかかる事はわかっているので、相手の人に申し訳なくて言い出せないのです。だったら日帰りのミニトリップはどうでしょうか。
でも、全盲の私ではどこへ行こうと、素晴らしい景色に出会っても感動はわきません。 悲しいかな、見えないとわからない事が多すぎるのです。 見知らぬ土地を歩いていても、知り尽くした場所を歩いていても、足の裏に伝わる感触を味わう事しかできません。 でも、その地域の郷土料理を味わう事はできます。また空気感の違いも味わえます。 ですから、こんなconkoとどなたか一緒にミニトリップして下さる方はいませんか?
全盲の人と一緒だなんてとんでもない!何かあったら大変だ、転ばしてしまったら大変だと敬遠されがちですが、私としては目の代わりにさえなって下さればあとは歩けますし、話せます。一緒に歩いて下さる人の肘を軽く持ち、半歩下がってついて行きます。対話も十分に取れば、問題なく出かけられます。 一緒にいるひと時を楽しく過ごしたいとお互いに思えば、どこへ行ってもよい思い出が作れるのではないでしょうか。せっかく費用をかけても見えないのでつまらないじゃない、と言う人もいますが、私は非日常的な時を沢山作りたいと思っているのです。 全盲でも旅行には行きたいのです!! どなたか、私を引っ張り出して下さい。お願いします。
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Date: 2023/06/08(木)
No.3054
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