*--ありんこDiary--*

ICT機器活用サークル「ありんこ」のメンバーブログです。
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conkoの「バスターミナル」5番のりば 町の銀行ゆき  2020/05/05(火)
conkoの「バスターミナル」4番のりば 星の湖水ゆき  2020/05/04(月)
conkoの「バスターミナル あっちこっち」Vol.3ロボクリニックゆき  2020/05/03(日)



conkoの「バスターミナル」5番のりば 町の銀行ゆき
毎度ご乗車ありがとうございます。本日は「子どもの日」です。皆さんの近くには子どもさんたちは元気に遊んでいますか?こいのぼりが元気に泳ぐ姿は見えますか?

今回は、ママチャリを暴走させてとんでもない目に合った母親のお話をご案内致します。
conkoのバスは、未来の世界や過去の世界へと自在に迷走しますので、しっかりとシートベルトを締めてご乗車願います。
ではでは、どうぞ、ごゆっくりと車窓の景色をご覧になって下さい。

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「町の銀行」


「ねえ、今日は銀行に寄ってから保育園に行くからね。」
ママさんは5歳になる娘に言いました。
「ええ?どうして?」
「えっとねえ、あなたが保育園で描いた絵が銀行に貼り出されてるんだって。」
ママさんは嬉しそうに言いました。
「へえ?そうなんだ。」と照れくさそうに娘は言いました。
「だからね、早くしなさい。早く、早く!」とママさんはいつもの言葉をいつもより沢山言いました。
保育園に娘を送り届ける前に、銀行の待合ソファーの壁に飾られている絵を見せに連れて行こうと決めたママさんは大忙しでした。
「さあ、行くよ!早く乗って!」とママさんは娘を自転車の後ろに座らせて、こぎ始めました。思ったよりも時間がかかってしまい、保育園に間に合わせるにはゆっくりとしていられませんでした。
ママさんはガンガン飛ばしました。
「ママ、こわいよー!」と後ろに座った娘は顔いろが青くなっていました。

ママさんはやっと銀行に到着して、娘に絵を見せてあげました。
銀行の待合椅子の後ろ壁に子どもたちが描いた絵が並んでいました。
「ええっと。ああ、あった!あった!」とママさんは娘を抱っこして目の高さを絵に届くようにしてあげました。
「エヘヘ。」
娘は照れくさそうににっと笑ったまま絵を見つめていました。

「よかったね!金色のリボンがついていたね。」とママさんは帰りの自転車に乗りながら、そう言いました。
そしてまた、ガンガン飛ばして走りました。娘はまた顔が青くなりました。
でもどうにか保育園にはギリギリ間に合いました。
二人とも冷や汗と、熱くなった汗とをかきながら園に入って行きました。

ママさんは安心して家に戻る所でした。でも、どうも変なのです。自転車がやけに重いのです。
娘を降ろしたのだから、軽くなるはずでした。
変だなと思いながら自転車をよく見てみました。するとどうでしょう。とんでもない事になっていました!
自転車の後輪がパンクしたらしく、それでも無理をして暴走させたので、タイヤの中からチューブが飛び出し、後輪のスポークに思い切り絡まっていたのです。
つまり、後輪が全く動かない状態になっていたのです。
全然そんな事には気づかずに、展示が今日までとなっている絵を娘に見せてあげたくて、自転車を飛ばした果ての姿でした。
「ああ、なんて可哀そうな事をしてしまったのかしら。」
ママさんは仕方ないので、後輪を持ち上げながら、自転車を引き引き、歩道をとぼとぼと歩いていました。
そこへ車がすっと止まり、窓を開けて「どうかしました?」と男の人が声をかけてきたのです。ママさんは困っている事を全部話しました。
「そりゃあ大変だ。これ、軽トラだけどよかったら載せて行こうか?」と、親切に言ってくれました。
ママさんは大感謝して、その人の言葉に甘えました。

家まで送ってもらい、自転車も降ろしてもらいました。
「いいの?よかったら自転車屋まであなたも乗せて行きますよ。」と言ってくれましたが、そこまで甘えてしまっては申し訳ないからと、ペコペコ頭を何回も下げてお礼を言いました。
それから、自転車屋さんに電話をして営業用の軽トラで来てもらい、修理を頼みました。
娘の絵は、夏祭りの盆踊りで浴衣を着て友達みんなと踊っている景色のものでした。
太鼓の音がドンドコドンと聞こえてきそうでした。
Date: 2020/05/05(火) No.1684

No.1685 たなばた 2020/05/05/19:41:01
照れている娘さんかわいい。
盆踊りの絵ならば、ふたりが自転車で疾走したのは天高き秋でしょうか?
親切なドライバーさんがいてよかった

No.1686  コバちゃん 2020/05/05/21:01:09
 <h3>おじやま</h3> 俺どこに行くにも軽トラだ
運転席 狭く 乗り心地も よくはない

でも 便利は良いよ 長いもの 四角いもの 畑作業には
手頃です。これで観光地 にも行くんだ。これしかないのです

No.1687  コバちゃん 2020/05/05/21:34:01

No.1688 conko 2020/05/05/22:25:34
たなばたさん、こばちゃん、今晩は。コメントをありがとうです♪
娘が描いた盆踊りの絵は実に面白いと言うか、子供の感性なんですね。何しろ踊っている人の輪と太鼓をたたいているおじさんのやぐらが横にきちんと並べて描いてありました。
太鼓のやぐらを囲んで描くという事は意識にないのですね、きっと。それが幼さというか、かわいいね。

No.1689 きょこちゃん 2020/05/06/13:44:47
 ミステリーツアーのようなconkoバス、ゴールドチケットを持っていて何処へでも行けるわたしたちはラッキーです!
 
 4番ホームから乗車したら初々しい新婚の、5番ホームから乗車したら張り切りママの、conkoさんに会えました。 若いね!&いいね!!
 
 降るような星空…ロマンティックですねぇ♪
天の川と言えば、たなばたさんは煌めくベガ(織姫)では? 気になる毎日会いたいアルタイル(彦星)は、差し詰めPC勉強会! そして、conkoさんは金星 ビーナス(愛と美の女神)で決まりでしょ?!

 お喋りきょこの返信は、いつも長くなって申し訳ありません!
秘密だったのですが、暴走ならぬ”定員オーバーチャリママ”だった若き日を思い出してしまいました。(冷や汗) 当時、自転車に幼児用の席を2つ付けて乗り回していましたが、3女も乗りたがるので前の籠にチョコンと。 なんと4人乗りをしたことが! 転倒したら大変なことに…。危なかったな〜。体力あったな〜。いやいやいや…。は・ん・せ・い!
 
 conkoミステリーバスは、とんでもない所へも いざなってくれますね!?
さて、次なる乗り場は?

No.1691 conko 2020/05/06/19:46:49
きょこちゃん、今晩は!コメントをありがとうです!
このお話はほとんど実話なんです。参ったです。自転車の後輪があんな具合にメッチャ絡みしていたとは全く気付かなかったんですから。
ただ、ただ娘に自分の絵を見せてあげたくて暴走したのですね。
この精神はこんなばあばになっても変わりません。気持ちがいつも暴走しているのです。うっひゃあ!

No.1693 conko 2020/05/07/09:54:55
お立ち寄りありがとうございます。
いつもお読みいただき、感謝です!今月もまた私たちに自粛ムードが強いられております。
皆さんが、いろいろと自分たちで工夫しながら暮らしているのも感じております。
その中の一つとして、お届けできたらいいなあと思っております。
今日もまたどこへ行くのかわからないconkoバスは発車致します!


conkoの「バスターミナル」4番のりば 星の湖水ゆき
毎度ご乗車、ありがとうございます。本日よりconkoばすの乗り場を変更致しますので、お乗り間違えのないようお願い致します。

今日は皆さまを大きな湖にご案内致します。
どんな風景が見えますやら、お楽しみに!!

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「星の湖水」


もう30年以上も前のお話です。まだアパートに主人と暮らしていた頃、近くに住むご夫妻から「釣りに行きませんか?」と誘われて、私たちは出かけました。

車はぐんぐん走り、遠く離れた、ある湖までやって来ました。
そこは日本でも有名な大きな湖です。大きすぎて向こう岸は全然見えませんでした。
コンクリート拭きになっている所に座り、私と主人は釣竿を出して準備し始めました。
あちらのご夫妻は私たちがまだ新婚ほやほやだったからか、気を遣って、少し遠くへ座を取っていました。
そこから大声で何か言っています。
「先にお昼にしませんか?」と聞こえました。そして私たちの方へ手作りのサンドイッチを持ってきてくれました。
「おお!これはありがたい。ではご馳走になるか?」と私たちはまず腹ごしらえを済ませました。
それからやっと竿を出し、さびき釣りというやり方でシマアジを釣り始めました。
どんどん釣れて、持ってきたクーラーボックスがいっぱいになりかけた頃、あちらの夫婦は「そろそろ先に帰るわね。」と言い、荷物を片付けていました。

どれくらい時間が経ったでしょうか。
お魚は沢山釣れたので、主人はのんびりと湖面を眺めています。
私は退屈になり、その場に仰向けになりました。
すると私の目には空いっぱいの星たちが見えたのです。
こんなに暗くなっていたのを気づきませんでした。
「ねえ、見て!すごいよ。星がいっぱい!こぼれてきそうだわ。」
私はうれしくて主人に伝えました。感激して声は大きくなっていたようです。
「わあわあとうるさいなあ!魚が逃げて行くじゃないか!」と主人は怒ったように言いました。
「沢山釣ったのだから、もういいじゃない。」と私が逆らうと、「これから違う魚が釣れるんだ。」と彼は譲りません。
私は「もういいや!わかったよ。」と思い、また仰向けになって星を眺めました。
あんなに空いっぱいの星がきれいに見えた、私の大切な思い出です。
まるで湖面すれすれにまで届きそうな、そんな星空でした。
魚を狙いながら、主人も星空を仰いでいました。「ほら、天の川が見えるよ。」と指差して言いました。
「えーっ?どこ?」と私は彼が指差す方を見ましたが、わかりませんでした。でも、じーっと気をつけて見ていたら、うっすらとした白っぽい絹のような長いものが空を渡っていました。とても素敵な雰囲気でした。
「ふーん。あれがミルキーウエイなのか。」と私は長い間、ぼうっと眺めていました。
七夕にはあの川を挟んで彦星と織姫が逢うんだと、ロマンチックな想像をしていました。
それから家に戻り、誘ってくれたご夫妻にシマアジをおすそ分けしました。
Date: 2020/05/04(月) No.1678

No.1681 たなばた 2020/05/04/19:50:45
いいなあ。とってもロマンチック!
自然が恋しくなります

No.1682  コバちゃん 2020/05/04/20:38:33
おじやま これこそ<3H> 走馬燈 </3H>
 良き 思い出。


conkoの「バスターミナル あっちこっち」Vol.3ロボクリニックゆき
5月に入り、人々の意識はもうそろそろ新型コロナウイルス騒ぎも落ち着いてくるだろうと期待し始めている。
だが、政府からの緊急事態宣言は延長を国民に知らせる事となった。
一旦終息したかのように見えた地域での第二波感染報道には、落胆の色合いは隠せない。
これ以上の営業の閉鎖や、自粛を要請されると経済的な崩壊が危惧されるのみで、何一つ安心材料は出て来ない。
今後は何らかの形を取って、業務を再開していく方向で考えていくべきかも知れない。

そんな中、こんなお話を書いてみました。
未来の医療を支えていく、希望のフィクションです。
お読みいただけたらうれしいです。

ーーーーー


「ロボクリニック」


都会の雑踏の中、ビルが林立するシルエットに一つだけ奇妙な形の建物があった。
周囲の壁はタイルで設えてあり、屋上は駐車場になっているらしい。
立地面積が狭い分、上に積み重ねていくしかなかったとみえ、周囲の建物よりもひと際高くなっている。大きめに設えた窓もガラスが光っている。
かつて人類が新型ウイルス感染で大打撃を受けた頃、大きな医療崩壊が起こり、感染した患者と同じくらい、多数の医療関係者が命を奪われたのだった。
その後、政府は国を挙げて医療改革を奨励し、関係のロボット工学研究所が化学研究所とのコラボレーションで画期的な進歩を見せた。
AIロボットとナースロボットが共に開発され、年々その技術が高度化していった。

このロボクリニックも当たり前のように人々に受け入れられ、信頼を保ってきた。
ロボドクターとナースの体は、抗菌メタルで覆われ、顔や腕に当たる部分は特殊な樹脂で合成された皮膚感触を持ち得ている。
ここはウイルス感染専門クリニックで、新型ウイルスが発生するたびに研究施設も備えているので、研究と実施と感染防疫も担っている。
更に、ここで生じた産業廃棄物も地下の処理システムを稼働させ、燃やす時のエネルギーを再利用し、このクリニックだけでリサイクルを可能としている。

ロボットスタッフは仕事を終えた後、地下の倉庫に収納され、そこで新たなバッテリーを充電して翌日の業務にそなえている。
数は少ないが人間のスタッフ、ドクターやナースたちは家からの通勤となっている。だがひとたび、ウイルス感染の猛威があらわになった時は一斉に出頭命令が下されて、人間もロボットも総出で対処している。
患者の収容ベッド数も十分あり、減圧室の機能も日々グレードを上げている。

ロボットだからと言って、彼らは無感情のメタル感覚ではなく、人間のぬくもりを確かに持ち得ている。表情も柔らかく、スタッフや患者との会話も可能で、会話の中でも自身のボキャブラリーを増やしていく事ができる。
さらに、人を傷つけるような物言いはしない。
もし相手の人間の方から乱暴な言い方や暴力を振るわれそうになっても、絶対に暴力では返さない。
優しく諭すような物言いで、相手を穏やかにしていく。
そのようにプログラミングされているのだ。
でも、本当にそれだけなのだろうか。このロボットスタッフは、自身の意思でよいものにしていこうという働きができるのだ。
研究者たちが開発を重ねていくうちに、ロボット自身も学習する事を覚えたのだ。
そんな事はロボットには不可能だと思われていたが、彼らは実現させた。ロボットたちで革命を起こしたのだ。

これからの未来社会で、人とロボットはどう共存していくのだろうか。
それは永遠の課題なのかも知れない。
Date: 2020/05/03(日) No.1676

No.1680 たなばた 2020/05/04/19:45:37
読んでいて、ロボットが自立する可能性を考えさせられます。
いま私はAIのリアクションを面白がっているけれど、いずれロボットドクターに「先生」って言うのかなあ

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