conkoのほかほかご飯Vol.12災害保険に加入して…
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今年も台風が大暴れした。各地に大きな爪痕を残して去って行った。私たちは自然を前にすると、手をこまねいて見ているしかないのか。 幸いこの周辺には大きな影響は出なかったが、私たち夫婦が住んでいるマンションも築後35年経っている。 私たちと同じくらい高齢化している。 来年はもっと大きな災害に見舞われるかも知れない。 そこで夫は考えたのか、保険会社とコンタクトを取ったようなのだ。 先日、固定電話の留守電に妙なメッセージが残っていた。 「損害保険会社の○○ですが、お留守のようですので、またお電話致します。」と。
やっと昨日になって夫は連絡を入れたようで、今日さっそくスタッフが我が家に来た。私も丁度、パソコン勉強会から帰って来たところだったので、詳しい話が聞けて良かった。 スタッフの男性は約一時間ほどリビングで丁寧に説明してくれた。 だから私にも一応は何を話しているかはイメージはついた。 リビングで夫と一緒に聞いているのに、いざ日にちが経つと、聞いた事をあれもこれも忘れてしまうんだろうな。 書類と名刺があるので、まあ大丈夫だろうと思うが、情けないかな、いざ必要な時が来ると、ほとんど内容を忘れていると思う。 いろいろと細かな点で決めごとがあった。聞いているうちは「ふん、ふん」とかなりわかったようなリアクションを見せたものの、きっと慌てふためくだろうな。
災害はいつ起こるかわからない。それに私たち夫婦にも益々の高齢化していく中、人としての崩壊がどう起きてくるかもわからない。 生命保険も、災害保険も一種のお守りのようなものかも知れない。 契約の説明が終わり、男性が帰ろうとした時に夫が珍しく、率直に「これで安心して暮らせます。」と彼の背中に言ったのだ。 「うん!そうだね。」と私も心の中でそう思った。 あってはならない災害である。だがいつ起きるかわからないのも災害である。
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Date: 2019/11/12(火)
No.1403
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