iPhone・iPad支援について
ipad勉強会の様子
『ありんこ』は2014年よりipadやiphoneの導入支援をはじめました。
視覚・聴覚など、障がい別の支援も
始めています。実際の活用者に体験を聞いたり、外部講師を招いて勉強会を開いたり、タブレットに関する情報交換なども行なっています。
ipadのメリット
- 携帯に便利
- 文字や画像を拡大し、見やすくなる
- 操作が簡単で、PCに比べ習得が容易
- アクセシビリティが充実している
- ナビの代用が可能
例えば・・こんな時に役立ちます
視覚障がいの方
- 市販の拡大読書機は高くて買えない(アプリ例:ipadカメラ、OCRソフト)
- 音声で文書を作成したり、Eメールをやりたい(アプリ例:Siri、VoiceOver)
- ネットラジオで災害情報を聞きたい(アプリ例:らじるらじる)
- 電子書籍を音声で読みたい(アプリ例:iBooks、青空文庫)
聴覚障がいの方
- ネットTV経由、手話で話したい(アプリ例:FaceTime)
- メモ用紙を使わず、向き合って話したい(アプリ例:筆談パッド)
- 簡易補聴器として使いたい(アプリ例:ききとり上手)
肢体不自由や言語障がいの方
- 代わりに喋ってくれない? (アプリ例:ボイスエイド)
- 手でなく、外部スイッチで操作したい(アプリ例:スイッチコントロール)
ipadでの改善例
目の悪い児童
最初から文字が大きいから、ページをめくるだけで本を読めるのが 楽だ。本を読むのが好きになった。
目の悪い主婦
食事時にipadをスタンドに乗せ、背面カメラで箸の先のご飯や おかずが久しぶりに見えた。
目の悪い社会人
メモは写真に撮って画像でメモ。ネットで覚えておきたい画像も スクリーンショットで写真で保存できる。
目の悪い父親
娘の自然な笑顔を、初めてリアルタイムに顔を拡大して 見ることができ、嬉しい。
「人生が変わった人へのIpad活用」 三宅琢著 電子書籍 より
ipad勉強会について
※ipad・iphoneはお貸しできます。
貸出用のipad
2023年4月現在、特に勉強会の予定はありませんが、現在、主に視覚の方への支援を中心に相互学習を行っています。
今後必要があればテーマを決めて開催も検討いたします。
視覚障がいの方が触ってイメージしやすいように、ボランティア有志が作成した木の模型
無線キーボードを接続したり、ジェリービーンズスイッチを付けることも可能です。
※Androidについては、教えられる人材が限られますが、場合により個別に対応いたします。