代表挨拶

平成11年(1999年)1月、一宮市に視覚障がい者を対象としたパソコン同好会が誕生しました。
最初は目の不自由な方3名と支援者1名だけの小さなグループでした。それから25年が過ぎ、視覚、聴覚、肢体不自由、心的障がいの方達や、支援者を含め、計50余名の大きなグループに育っています。それが私達ありんこです。

私達の目的は、パソコンやタブレット(ICT機器)の学習を通じて、新しい仲間と出合い、ふれ合い、支え合える場所、いわば「心のオアシス」を作ることです。
そしてそれら機器の活用により不自由さを減らし、便利で楽しい生活を実現して頂きたい。すなわち、出来るだけ多くの方々に、笑顔になって頂くのが願いです。

更にはそれぞれが抱かれている「目標や夢実現」のお手伝いをしたいとの思いが有ります。その思いも少しずつ達成されています。例えば再就職を果たされた方、ご自分の生きた証しとして俳句集を発刊された方、ICTインストラクターやプロの画家になられた方、自分の住む街で同様のグループを立ち上げられた方達もおられます。

人は独りでは生きられません。仲間がいてこそ、新たに生きる喜びや、目標や意欲が湧いて来るのではないでしょうか。
障がいをお持ちの皆さん、
きっとあなたにも出来ます。私達の仲間になりませんか?
また、障がいの無い皆さん、
頑張っている方々のお手伝いができる事は、大きな喜びです。あなたもボランティアとして仲間に加わりませんか?
 
末筆ですが、ありんこが、ここまで歩んで来られたのも、多くの方々のお蔭です。既存会員さま、社会福祉協議会や福祉課、諸団体の皆様に心より感謝申し上げます。本当に有り難うございました。今後も変わらぬご助力を宜しくお願いいたします。

令和五年10月  ありんこ代表 松崎俊行

画像クリックで挨拶動画が見れます。

障がいのある方を取り巻くICT環境

近年、ICT技術の発達により、障がいのある方を取り巻くICT環境も大きく変化してきています。障がいを補うアプリやソフトも増え、障がいのある方専用の使い方も発展してきています。
また「使って便利」なだけでなく「楽しさを作り出す」工夫もされるようになってきました。
しかしそれを御存知でない方も多く、また、それらを教えることのできる人材も不足ししています。ありんこでは、これらの機器や技術を相互に教え合うことで、会員の人生の充実を目的としています。

ICTトリオ(パソコン・スマフォ・タブレット)

ありんこの願い

障害者をとりまく世界が広がる


  1. いろいろなICT機器を活用して、便利で・楽しい生活の質的向上。
  2. ICT機器を手段として自信と生き甲斐を持ち、社会参加する。さらには仲間とのふれ合いや支え合いを通じ、自立に結びつける。
      例 パソコン技術、タブレットによる能力向上、人付き合いの広がり、
  3. 自分の住む地域や、町でのICT機器展開の核となる人の育成(地域貢献)
      例 パソコングループの手伝い、創立
  4. 就労のきっかけ作り
青空のもと皆で集合

さあ!あなたも始めませんか?

現在、たくさんの会員が、ハンディキャップを補う機器やソフトを使うことによって、健常者と同じように情報機器のある生活を楽しんでいます。 このホームページも、会員の障がい者自身で作成しています。

あなたも仲間になって、さぁ!始めませんか?

ありんこの思いの詰まったテーマソングが聴けます。
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